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先日母校であり、現在、校医もさせて頂いている塔山小学校開校９０周年記念式典と祝賀会が開催され、午後祝賀会に出席させて頂きました。開校80周年にも参加させて頂いたのですが、さらに盛大な会で、感銘いたしました。50年前の40周年のとき、私は在学していましたので、遥か昔のことになります。鉛筆と水色の下敷きをもらったのを今でも良く覚えています。
塔山小学校は大正１５年４月に東京府豊玉郡桃園第五尋常小学校として開校され、昭和７年に東京市桃園第五尋常小学校と改められ、昭和１６年に東京市塔山国民小学校、昭和１７年に東京都塔山国民学校、昭和２２年に東京都中野区立塔の山小学校となり法改正により中野区立塔山小学校となって現在に至っております。
これまで約１２０００人もの卒業生を輩出した伝統ある学校です。昭和22年5月の空襲で、塔山の名前の由来になった三重の塔と共に、校舎が全焼したこともあったそうです。東京の学校が戦災で焼け、児童の名簿がほとんど焼失する中、塔山小学校先生方が、大切な名簿を戦火の中、持って逃げて下さった為、焼け残り、90年前からの児童さんの卒業名簿が、全て揃っているとのことです。素晴らしいことです。
そのような、幾多の困難を乗り越えて開校９０周年を迎えられました。祝賀会では、写真にありますように、『和音』というグループで、素晴らしい演奏でした。イェスタデイや塔山小の校歌が演奏され、合唱もいたしました。心温まる、盛大な祝賀会でした。
また、心よりお祝い申し上げると共に、これまでの歴代の学校長はじめ教職員の皆様・保護者・地域の皆々様に感謝と御礼申し上げます。この次は、100周年です。