東中野徒歩5分の佐川歯科。中野区や杉並区周辺でインプラント治療をお考えの方はご相談下さい。

Periodntal Medicineとは、歯周組織と全身疾患との相互関係を確立するための、歯周病学の新しい分野です。
その研究の中で、全身疾患が歯周組織の健康や歯周病に影響を及ぼすだけではなく、逆に、歯周病が全身の健康状態に強い影響を与えていることも明らかになりつつあります。
現在、歯周病と、
心血管疾患(脳卒中など動脈硬化を引き起こすことが原因で起きる)
呼吸器疾患(肺炎など菌が肺に入ってしまい増殖して起きる)
糖尿病(インスリンの働きが悪いため、細胞が栄養不足になり体の抵抗力が落ちてしまう)
妊娠にまつわる問題(早産・低出生体重児など)
などとの関連が指摘されています。

したがって、歯周病を予防することは、健康維持にも繋がり、また、歯周病を改善することで、からだの健康も回復する可能性があることから、口腔のセルフケアはとても重要なのです。

歯周病予防に一番大事なのは、やはり歯磨きです。
特に歯間部はプラーク(歯垢)が停滞しやすく、また、構造的に角化が粗であるため、弱い上皮組織となっています。したがって、多くの歯周病はこの歯間部に停滞したプラークが原因となり発症し、進行していきます。

歯間部のプラークを取るためには歯ブラシだけでは足りません。
そこで、以前お話しした、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、しっかり磨き、歯周病を予防しましょう。