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インフルエンザと歯周病

歯周病

インフルエンザと歯周病

立春が過ぎても、まだ寒い日が続きます。インフルエンザが、流行しています。かくいう私も、子供に移されてしまいました。ご存知ですか?「歯周病の人はインフルエンザになりやすい」って。

ある施設では、以前週1回、歯科衛生士が高齢者を対象に口腔ケアを実施しました。歯みがきや舌みがきの指導及び歯垢の除去を行ったところと、こういった口腔ケアなどをを実施しなかった施設と比べてインフルエンザの発症率が10分の1に激減したそうです。

歯磨き等の口内ケアをすると、なぜインフルエンザの発症率が低下したのか? インフルエンザが細胞内に侵入して増殖するには、あらかじめウイルス表面の突起が切られている必要があるそうです。その突起を切る役割を持つのが、プロテアーゼという酵素です。

酵素は気道の上皮細胞でも作られていますが、口腔内の細菌も作り出すことが分かっています。そこで歯磨きや口腔ケアによって口腔内の細菌を減らすと、唾液中のプロテアーゼ量が減ることが確認され、さらにインフルエンザの発症も抑えられたそうです。

つまり、歯周病などで口腔ケアが万全でない人は、発症率が高く重症化しやすいことも考えられる訳で、ウイルスの進入経路として口を通って体内に侵入するケースは非常に多いわけですから、口腔ケアに日ごろから注意を払うというのは、理にかなっているわけです。

きっちり歯を磨くだけで、発症率が10分の1程度までは抑えられる可能性があるとしたら、それだけで非常に強力なインフルエンザを予防ができるかも知れない。また、冬の異常乾燥。上気道のインフルエンザ・ウィルスに対する抵抗力が、70%ほどに落ちてしまうので、余計この季節、ウィルスが、体内に入り込んでしまうのですね。

ちなみに、タバコを吸う人。

たばこに含まれる成分で、気道の粘膜が日々強く刺激される為にウイルスに感染しやすく、さらに喫煙者は慢性気管支炎や肺気腫などのCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクを上げます。これを患っている人は、肺の活動が低下していますから、やはりインフルエンザに感染しやすく、悪化しやすいらしいです。

あとメタボの人達も気をつけましょう。糖尿病の人は免疫力が低下していて、感染しやすく悪化しやすいようです。糖尿病は自覚していない人もいますが、肥満はその可能性を上げる要因があるそうです。

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